2016年10月23日日曜日

【書籍】 島泰三 『ヒト 異端のサルの1億年』 中公新書 2016.8


☆食糧難から骨を割って食べていたのではないかという。
ゴリラは笑うし、相手をみつめる。
p.206 ミトコンドリアからは、日本人に近いのは、カムチャツカ半島基部のシベリア・イヌイットと南アメリカのパラグアイのグアラニ人。次いで、シベリアのエヴァンキ人、バイカル湖周辺のブリヤート人、中央アジアのキルギス人、南米のワラオ人。
韓国はポリネシアのサモア人と近い。日本には、6000年前のポリネシア人の拡散時代よりよほど古い時代の人びとがすみつき、遺伝子を保って来たようである。数万年の昔にユーラシア大陸に分布していた古いアジア種族で韓国人やポリネシア人などの新しい波に追いやられて点々と残存。
(著書)親指はなぜ太いのか、『安田講堂』、孫の力
(類)照葉樹林文化とは何か
■ 所 在   ☆☆☆☆☆
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