2014年5月21日水曜日

【書籍】 武田頼政 『ブルーインパルス』 文藝春秋 2011.6


副題:大空を駆けるサムライたち
☆これはいい本だと思う。ブルーインパルスの82年の墜落事故については、関係者が定年退職するまで核心の取材を自重したという。
☆日本のような狭い地域で何かトラブルあれば、戦闘機乗りの使命は自分の命と引き換えに地上への被害を最小化することだという。
☆旅客機の機長も羽田や成田から離陸するとき、いくつかの故障を想定し、機をどこに持っていけばいいのか考える、「最大多数の幸福」を心がけるという。これは、多分に、乗客の何人かは死ぬかもしれないが、どうすれば全体のリスクを減らせるかを考えているという。p.25
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『今月読む本』 2011.7
■ 所 在
  県立 8F自然科学538.7タ 市立538

0 件のコメント: