2014年1月16日木曜日

【書籍】 一志治夫 『幸福な食堂車』 プレジデント社 2012.7


副題:九州新幹線のデザイナー水戸岡鋭治の「気」と「志」
☆先日、テレビでJR九州の新型車両の紹介をやっていたが、かっこいいなと思っていた。
そのデザイナーである水戸岡鋭治の半生。
いや、すごい人がいるね。感動的。
p.15 デザイン力とは、整理整頓する能力。混乱を正し、清掃して、美しくわかりやすくするのが本当のデザイン力。
p.16 街づくりは、まずは大掃除から始めるべき。月に一度「街中田大掃除大会」を開くことで、街に住む人々の意識は変わっていく。
p.25 コンセプトとは「志」。手がけてきたのは「正しい公共デザイン」。
p.262 「整理、整頓、清掃、しつけ」が企業の根幹。すべてはそこに関わる人の意識の問題。
p.298 ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、千利休、有名なデザイナーはみな参謀だった。参謀のような位置に立って初めて本当のデザインができるのではないか。
p.304 わからないことをいきなりその道の専門家に尋ねたりしない。自分で原理原則を考えて、ものの道理を理解しないとデザインへと進むことができない。
■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『今月読む本』 2012.8(その1)
■ 所在
  県立

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