2013年4月12日金曜日

【書籍】 西垣通 『集合知とは何か』 中公新書 2013.2


副題:ネット時代の「知」のゆくえ

p.21 スロウィッキー 「みんなの意見」は案外正しい 集合知の優位性
p.30 スコット・ペイジ 「多様な意見」はなぜ正しいのか 集合知について数理社会学者 ウェブ2.0が出現しても直接民主主制への道がひらかれるわけではない。
p.93 暗黙知理論とは、単に非明示的な知があるというだけではない。
p.95 ある対象の意味を把握するには、それより下位の要素的な諸細目を身体で感知しつつ、対象を全体として包括的にとらえる作用が必要だという、生命的な認知のダイナミックスを指摘した。
p.114 ウィーナーのサイバネティクスとは、本来、生命体が生きつづけるために、いかに電子機械を活用すればよいか、という実践知にほかならない。
p.155 西川アサキ 「魂と体、脳」 ネオ・サイバネティックス関連として記念すべき著作。
西垣通 「続 基礎情報学」

 ■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.3-)』 2013/3/31 朝日新聞
所 在
  7FS007.1ニ 大学文庫080.C64.2203

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