2013年4月10日水曜日

【書籍】 塚崎幹夫 『星の王子さまの世界』 中公新書 1982.1


副題:読み方くらべへの招待
☆正直言ってこんな本があるとは。ほんと、読みたいようにしか読んでいない。
作品をここまで深く読めたら、すごいと思う。

p.12 うわばみの中のゾウは中国やエチオピアやチェコではないかと推量。半年はドイツの軍事行動の間隔である。
p.15 三本のバオバブはナチズム、ファシズム、日本の帝国主義を表したものと考える。
p.47 星の王子さま執筆当時は、アメリカでフランスのための努力が誤解され、孤立を深めていった。
p.49 彼は、自分に生きる喜びを与えるもののためには、死ぬことができなければならないと考えていた。
p.61 死の決意に裏づけされた、人類の未來への懸命な祈りの書。
p.159 書物を構成しているすべての要素を数えあげ、つなぐ原理を見つけ出すことができたとき、はじめてわかったといえる。作品の全体、目立たない細部に徹底的にこだわることを、私は至上の玉条として自分に強制している。
p.160 筋の展開を追う。つじつま、登場人物の心の動き、作者の意図、を問うてみる。
p.162 自分が作者であったら、同じ問いかけにどう答えるか、考えておき、作者の答えとつきあわせる。
p.167 後に、解説書を見たり、他の読者と感想を話し合う。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆
  『使える新書 21世紀の論点編』 第4章(16) 2004.11
  『使える新書 新書コレクション500』 3-16 第363番 2003.12
■ 所 在
  県立 市立

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