2013年2月15日金曜日

【書籍】 カート・ステージャ 『10万年の未来地球史』 日経BP社 2012.11


地球温暖化の影響は数万年に及ぶ。この期間の長さが問題で影響が大きい。氷河の融解。海水の酸性化(二酸化炭素が溶ける)による生物への影響(石灰質が溶けるため)がある。また、温度が高い方が溶解度が小さいため、二酸化炭素の増加→温暖化→二酸化炭素の放出、という正のフィードバックに陥るおそれがある。熱帯では、寒冷期に乾燥、温暖期に湿潤という一般的傾向があるが、局所的は例外もある(どう影響するかわからない)。
次の氷河期は西暦5万頃なので、その頃に人類のために、化石燃料を取って置かなければならない(地球温暖化のため)。

☆筆者は、生態学者、古気候学者であり、久しぶりに読むべき本に出会った感じ。

■ 書籍情報入手先   ★☆☆☆☆
  『新聞書評(2013.1-)』 2013/1/20 毎日新聞 2013/1/6 朝日新聞

所在
  県立 市立451ス

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