2012年10月18日木曜日

【書籍】 内村鑑三 『後世への最大遺物・デンマルク国の話』 岩波文庫(改版) 2011.9


遺物とあるが、物ではなく、生き方を残せという趣旨。また、デンマルク国は、どうやら、出典があるらしいが、800年前は森林地帯だったが、200年前から木を切り、荒野となった。
それを戦争に負け、豊かな土地を賠償として取られ、国土が狭くなったので、荒野に植林し、今のデンマークとなったという話。
今、改めて読むと、オリジナルではないかもしれないが、デンマルク国の話の方がはるかに意義深く感じる。

解説によると、最大遺物は、不敬事件で教員を辞職するなどの不遇時代。デンマルク国は、朝鮮併合の翌年で、朝鮮とデンマークを重ねていたのでは、している。

■ 書籍情報入手先   ★★☆☆☆☆
  『敬和学園大学100冊の本』 第15番 2012
  『 Associe 読書ノート』 3-2 世界史 2010.9
■ 所在
  県立 市民 市立 大学2F新書文庫080.3.4577

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